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元気な経営を目指して
― 東京の物価は安い! ―
<2007年9月号>
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去る7月24日から29日、4泊6日の日程でモスクワに行って来ました。約10時間30分のフライトでした。夕方に到着し、すぐ翌日から企業訪問を行いましたが、一言で言って「ショック」を受けました。 一般人の私には、ロシアと言えばプーチン、プーチンと言えば独裁国家、怖い国、貧乏な国、北方領土を返さない国、などなどマイナス情報しか頭に浮かんできません。 しかし、現実のモスクワは実にアグレッシブで自由闊達に経済活動を営んでいました。 新車の販売は対前年60%の伸びを示し、その伸びの全部を輸入車が占め、トヨタも倍々の伸びを示しています。多くの経営者にも会いましたが、スーパー・衣料品・出版・不動産・メディア・金融など全て30代から40代前半の経営者でした。そして、彼らとの会話で真っ先に感じたことは、とても自信に溢れ、祖国を愛し、世界のリーダーになるという気概を持っている、目からうろこの連続でした。 そして、モスクワの物価は東京より数段高く、超一等地ではありますが、マンションは平米5万ドル(約600万円)です。坪当りスケルトンで2000万円です。こんなに高いマンションは東京では考えられません。 トヨタのカムリが600万円、衣料品も日本の1.3倍から1.5倍位でしょう。それが十分に売れているというのが現実なのです。これは何なのでしょうか。 それだけではありません。ロシアの所得税は13%というフラット課税で、あるスーパーの店長にこの税率をどう思うかと問いかけてみたところ、「お金持ちが安心して暮らせる国それがロシアで、私もそれがいいと思っています」と、さらっと言ってのける彼の回答に度肝を抜かれました。 日本では時間がゆっくりと流れ、実は取り残されつつあるという疎外感を強く感じました。世界の潮流は激流なのに、日本だけは中州でのんびりとしている、そんな感じなのでしょうか。 東京の物価がロシアのモスクワより安い、これだけでもショックではないですか。 皆さん、ショックを受けにモスクワに行ってください。そして、そのショックをエネルギーに変えてチャレンジしてみませんか。 |
※経済界倶楽部発行「出会い」掲載
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